東京生活のひとりごと

東京生活で感じたことを書いています。

人の成長と幸福度の比例

障がい者施設で働いていると、健常者さんより障がい者さんに困ったさんが多い事に気が付く。

 

障がい者さんは、根底に寂しさがあると推測する。人間関係が限られ、相手に理解されにくいのもあり、対等な関係を結びにくい。よって、寂しさを抱えて、職員に精神的に寄りかかってくるケースがある。

 

そういった傾向があるにせよ、寂しさを抱える人は、自己中心性が見受けられる。自己中心→人付き合いが成立しない→寂しさ となる。

 

本人は、自らの自己中心性は気が付かない。気が付いていたら、そこから脱却の道を辿るから、気が付かないから自己中と言える。

 

そう考えていくと、人の成長は、自己中から抜け出すことではないかと思う。自己中心から他者中心になることが、人の成長のひとつの形だろう。

 

自己中の人は、相手の世界を理解できないから、相手からの好意を受け取ることも難しい。そこに成長の栄養素があるのに、受け取れないでいるのだ。そのジレンマがあり、成長に向かいにくい。

 

自己中の度合いと幸福度は、ある程度比例するよな気がする。相手の事を思いやる事に、喜びを見出せることが幸福度の高い人だと思う。